髪の乾かし方
12月に入り寒くなってきましたね。
特に冬は髪も乾燥します。
髪の乾かしかたにはコツがあります。
正しいかわかし方で潤いを保ちましょう。
シャンプー後のタオルドライはゴシゴシせず、優しく髪をタオルで包み込むように水分を吸収させます。
地肌部分も丁寧に水分を拭き取ったら、粗めのくしやブラシでとかしましょう。
再度、タオルで髪を包み水分を吸収させます。
髪は濡れている時、キューティクルが開いている状態なので、ちょっとした摩擦でも傷つきます。
洗い流さないトリートメントを使用し、熱や摩擦から髪を保護するのも効果的です。
髪質やお悩みに合わせて選びましょう。
●オイルタイプ
癖毛の方やダメージしている方には特にオススメです。オイルが髪の表面のキューティクルを保護し、熱から守ってくれます。
●ミルクタイプ
パーマヘアやカラーヘアの保湿にオススメです。軽い仕上がりになります。
●クリームタイプ
オイルほどベタつかず、仕上げのスタイリング剤としても使用可能。
●ミストタイプ
細い髪の方やからまりやすい方にオススメです。
ハイダメージの方は、ミストタイプやミルクタイプ+オイル使用がオススメです。
洗い流さないトリートメントは、頭皮にはつけず毛先中心につけていきます。
ここからドライヤーを使いかわかしていきます。
根元からかわかしていくことでオーバードライを防ぎ、毛先の方向づけがしやすくなります。
ドライヤーは髪から10センチ~20センチほど離してください。
●重要ポイント
よくハネやすい箇所や気になる箇所があれば、そこからかわかしていきます。
つむじが右回りの方は、右側がハネやすいです。
つむじが左回りの方は左側がハネやすいです。
サイドのハネが気になる方やボリュームを出したい方は下を向いて後ろから前へかわかしてください。
最初に根元を起こすことで、気になるハネを改善できます。
指を地肌につけ、振るような感じで熱と風を通すと時短になります。
ドライヤーを振るのも効果的です。
この時1箇所に集中せず全体に行き渡る様にしましょう。
前髪は基本的には、左右から交互に熱と風を通します。
はえ癖のある方は、癖の方向と反対方向にかわかしてから、毛流れに添ってかわかしてを交互にくりかえします。
尚、この時正面から乾かすのは❌
前髪が割れやすくなってしまうので気を付けましょう。
根元がかわいてきたら中間から毛先をかわかします。
この時も手ぐしで指を通しながら熱と風をあてていきます。
上から下へ乾かすことでキューティクルが整います。
80%かわいてきたらブラシを使います。
ブラシを使わない場合は、冷風を、上から下へ手ぐしをいれながらあてて仕上げてください。
ウェーブヘアの方はウェーブを出すように下から髪を握るように冷風をあて仕上げます。
ブローする方はここからが本番です。
乾ききる時に形がつきやすくなります。
ブラシに対してドライヤーは斜め45度が理想的です。
かわいて熱がさめるタイミングで形つきます。
繰り返しブラシで熱と風を通すことで全体を形つけていきます。
慣れてくると髪が形つく瞬間がわかります。
そうなれば、ブロー上級者です。
最後に冷風を上から下へとかすようにあて、固定します。
冷風を使うことで艶もアップし、この一手間でスタイル維持につながります。
髪はたんぱく質から出来ています。
髪の結合には4種類あり、そのひとつが水素結合。
濡れる事で水素結合がきれ、かわかす事で再結合する。
冷えて固定されます。
ドライヤーに冷風機能があるのはそのためです。
この結合が寝ぐせの原因。濡れて結合が切れて、乾くと再結合するので、中途半端に乾かして寝ると、変なところで水素結合してしまい、寝ぐせがつきやすくなってしまいます。
しっかりとかわかして寝ることで寝ぐせがつきにくく、朝のスタイリングがしやすくなります。
癖毛の方はブロー後、ストレートアイロンをかけることも効果的です。
ブロー後のアイロンで熱を与える時間を短縮出来るので、ダメージを軽減できます。
是非お試し下さい。
ご希望の方にはスタイリングレクチャー致します。
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川崎 プライベート美容室 Mille(ミル)